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文字統一

取材を大量にこなした後は、当然執筆などの作業が待っている。
今月の上旬は、月刊誌の校正と季刊誌の入稿が重なっていたので、軽くパニックになりながら作業を行っていた。

「文字統一」。広告や出版に携わる人にとっては聞き慣れたこの言葉。漢字の扱いや表現方法を本の中で統一することなのだが、本によって決まり事が微妙に違う。
当然、読者の年齢層や専門性、大手新聞や当用漢字を基準に規定を設けることもあるが、編集者の趣向で決まる文字もある。
「作る(つくる)」「削る(けずる)」「出来る(できる)」など、陶芸の本で頻繁に使う文字が、編集者の趣向で異なるとワケがわからなくなってくる。同時進行の時は、賢い「ATOK」もお手上げである。
by nodatohboh | 2008-10-10 10:00 | 編集の仕事
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