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連日の取材撮影

b0145114_7373273.jpg月刊誌と季刊誌の取材が重なり、連日取材を行っている。昨日はフードスタイリストの先生と撮影。季刊誌でずっと連載している作陶と料理のコラボレーション企画だ。
まずは、作陶するところを教えながら撮影した。教えながら撮影するのにも慣れてきたが、夢中になると手を拭き忘れ、粘土でカメラを汚してしまう。今回は、徳利と向付けを作った。これを急いで焼いて、来月の中旬には料理の撮影を行う。
先生は、広告やTVコマーシャル、テレビ番組などで仕事されているのだが、いろいろな仕事の裏話を聞けるのも取材の楽しみのひとつだ。
by nodatohboh | 2008-09-30 07:37 | 編集の仕事

陶人形作り

b0145114_1372832.jpg月刊誌で連載している陶人形作りの取材を行った。作家は、大学の後輩なのだが、私の大学出身で陶人形を主に制作している作家は彼女一人だ。
私の大学の先生は主に伝統工芸系の作家だ。卒業生もその多くが伝統工芸系の作風で、女性は、クラフト系の作品を作る人も多い。オブジェ系の作家もわずかにいるが、あまり多くない。
彼女とは学年が離れているため同時期に学んではいないが、教授や講師の影響を受けやすい大学の中で彼女は特殊な存在だっただろう。

b0145114_1375178.jpg彼女の場合、動物を愛らしくデフォルメしているのだが、造形センスがずば抜けていて、その動物の骨格や筋肉、表情を正確に捉えられるデッサン力がなければ出来ない造形の置き換えを行っている。しかも、それを誰にでも作りやすいように型紙におこし、工程や手順を整理しているのだ。今度の連載では、手順をまとめたかわいらしいイラストも描いてくれている。
取材をする度、素直に感心してしまう。
by nodatohboh | 2008-09-27 22:40 | 編集の仕事

益子取材

b0145114_725554.jpg季刊誌の取材で益子に出かけた。この企画では、アラフォー世代の若手陶芸家をピックアップして紹介している。自分の気になる同世代の作家をいろいろと調べてコーディネートしているのだが、出来れば、高い技術とセンスを持った作家を紹介したいと思っている。とかく雑誌は、公募展の受賞歴等で取材対象を決めがちだが、陶芸を生業にしている自分は、本当の仕事内容で取材対象者を選びたい。

b0145114_73884.jpg取材した作家はニュージーランド出身の37歳。モヒカンに刺青、見た目は完全にパンクな外国人だ。ネットで見つけたとき、一瞬たじろんだが、その仕事はまじめにやきものに取り組んでいないと出来ないものだったので思い切ってアポを取った。実際にあった彼は、思った通りやきものが大好きだった。その技術も科学的な裏付けも、マニアックに研究をしてきたからこそ体得出来ているものだ。
しかし、いわゆる「優等生的な既成概念にとらわれたくない」という彼の姿勢は、やはりパンクだった。
by nodatohboh | 2008-09-25 21:16 | 編集の仕事

編集会議

夏日が戻ってきたような暑い日だった。午前中、恒例の編集会議に出かけた。
一時期、編集者の入れ替わりでバタバタしてしまった月刊誌だが、ここにきてようやく落ち着いてきた。新しく入った編集者が仕事に慣れてきて、仕事の割り振りや流れがスムーズになってきた感がある。少しずつだが内容やクオリティーも良くなってきた。

会議では、来月号(11月号)の内容を煮詰め、さらにその次と、次の次の号の大枠も決める。つまり、クリスマスを突き抜けてお正月気分の新年号のことも話す。そして、来年の年間スケジュールの話にもなる。
それでなくても、歳とともに1年を短く感じるようになってきているのに、さらに短くなった。

本の仕事を始めて8年くらいになる。ありがたいことに、陶芸関係の雑誌や書籍の仕事は軌道に乗ってきた。しかし、最近、もっと他の分野の本も作ってみたいと思うようになってきた。これまでに、タウン誌や商品カタログなども作ってきたが、自分の興味のある世界を掘り下げて取材すると面白いだろうな、と思う。
自然の中での暮らしやいろいろな職人の世界をもっと見てみたい。
おいしいものも好きなので食の分野のことも知りたい。

いつになるかはわからないが、何となく準備はしておきたい。
by nodatohboh | 2008-09-12 19:38 | 編集の仕事

馴染みのギャラリーでの取材

b0145114_2131976.jpg数日前に撮影したデータを現像、画像調整してライターさんに送った。撮影は、月刊誌連載の作家インタビューにともなうものだった。作家は、このブログにも良く登場する普段からお世話になっている先輩。取材先のギャラリーも学生の頃からお世話になっている所だった。私自身の個展も何度か開催してもらったことがある。馴染みのギャラリーでの親しい先輩の取材なので、とてもリラックスして撮影できた。

今回取材した展覧会のテーマは「来世の壺」。簡単に言うと「骨壺」だ。
私たちは、死をタブー視しがちだが、葬られる骨壺を生前から愛でて暮らすことがあってもいいんじゃないか、、そういう想いから選んだテーマのようだ。このテーマで展覧会を行うことは、作家にとってもギャラリーにとっても勇気がいる。しかし、生前から自分の墓を決めておいたり、葬儀場の互助会に入ったり。生命保険だって死の準備といえる。そういったことと同じように、骨壺を用意しておいたっていいだろう。わたしは、素敵なことだと思う。

生前私の父は、私の未熟な作品を手放しで褒めてくれた。父の遺骨を無機質で真っ白な骨壺に納めるとき、この骨壺が自分の作品だったら父は喜んだだろうな、と思ったことがある。
by nodatohboh | 2008-09-10 21:08 | カメラの仕事

化粧技法の講習会

b0145114_16282132.jpg毎月末恒例の「締め切り綱渡り」とか単行本の執筆とか撮影とかで、ややハードワーク気味だったところに、大事なデータが入っている外付けHDDのフォーマットエラーという惨事が降りかかってきた。データ復旧ソフトで、一つ一つデータを拾い上げる作業が加わり、精神的にも体力的にもしんどい日々が続いた。

ここにきて、なんとかそれらは一段落ついたのだが、今度は特別講習会の準備に取りかからなければならなくなった。今度の講習会は、「いろいろな化粧土技法をまとめて勉強する」という内容。1日(約5時間)で行うため、丁度よい状態の生素地の皿を約100枚用意しなければならない。何とかなるだろうと思って、自分で企画した講座なのだが、いざ近づいてくると、面倒なことに思えてきた。
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講習会は日曜日の午前10時から。金曜日の夕方から夜中にかけて、一気に皿を挽いた。挽いている間にも、最初の頃に挽いた皿が乾きはじめるので、それらを途中で裏返したり、ビニールを掛けたりして、乾燥具合を調整する。挽き終わって、就寝。一度早朝に起きて、また、皿の乾燥具合を調整する。再び就寝。
土曜日は、夕方まで講師の仕事。夜、丁度削りごろになるように、その間もときどきチェックをした。マメに面倒を見た甲斐あって、その日の夜、100枚のお皿を一気に削ることができた。削った皿はすぐさま1枚ずつラップに包み、本番に備えた。

講習会は、無事終了。参加者の皆さんも、楽しんでくれたようだった。本来は、講習会がメインなのだが、自分としては、生素地100枚を用意する事の方がメインだったような気がする。なんだか世話の焼ける仕事で疲れた。
by nodatohboh | 2008-09-07 23:59 | 陶芸の仕事