カテゴリ:編集の仕事( 24 )

本を作りました

少し前になりますが、久しぶりに著書が出ました。8年くらい前に出した釉掛けの本が絶版になったので、その内容を踏襲しつつ、新たに化粧土の装飾などを加えて編集しました。
8割方は新しく撮影をし、陶芸のようにコツコツと手作りした本です。
本屋さんで見かけたときには、ぜひご覧ください。

b0145114_1739873.jpg陶芸の基本を覚えてステップアップ
化粧と施釉の大原則
野田耕一 著
定価 2,310円(本体 2,200 円)
AB判 144ページ(オールカラー)
ISBN 978-4-416-31100-4


化粧掛けと釉掛けの基本を「作品の種類」「釉掛けの状況」「釉掛け道具」などのテーマに分けて詳しく解説。応用編として釉薬や化粧土を使った装飾を紹介し、巻末には用語集や調合、Q&Aなども掲載しています。
by nodatohboh | 2011-02-10 17:42 | 編集の仕事

常用漢字

文化庁が常用漢字の新案を示して、新たにいくつかの漢字が加えられましたが、毎回このニュースを見る度に、何で今までこれが常用ではなかったの?と思われるものばかりです。国語学者のような方達の常識と世間と常識とのずれなのでしょうか。

仕事で文章を書くときは、出版社やその書籍、雑誌の規定にそって漢字を使います。通常この規定は、常用漢字の決まりは参考程度にして、読者対象者の層に合わせています。わたしが主に書いている陶芸専門誌では、読者は「ある程度陶芸のことを知っている人達」ということになっていますので、基本的な専門用語は常用漢字でなくても漢字を使います。その方が解りやすいのです。
しかし、大手新聞社などは比較的この常用漢字の決まりを守っているようです。以前、大手新聞の取材を受けて、その記事の校正をいつもの仕事と同じようにしたら以下のような漢字が使えませんと言われました。
常用漢字って融通が利かないな〜と思ったものです。

例(内は常用漢字だけを使った場合)
*釉薬(ゆう薬)
*轆轤(ろくろ)
*熔ける(溶ける)
by nodatohboh | 2010-04-24 14:42 | 編集の仕事

季刊誌の追い込み

b0145114_2147228.jpg先月は季刊誌の取材が続きました。今回、関わっている企画は5つあり、そのう内の4つは取材がともないます。
写真は、あるメーカーから新発売された絵具の記事のもの。この企画は、後輩の女流陶芸家(美人)に絵具のテストと色見本、作品作りをお願いしました。
先輩の無理難題を快諾?してくれた後輩に感謝。
b0145114_2227481.jpg「若き匠」という企画では、カメラマンと進行で参加していますが、今回の取材対象者は、よく知る後輩女流陶芸家。(上記の絵具の女流陶芸家とは別人)
忙しい彼女に無理を言って取材をさせてもらいました。本人の美しい容姿からは想像できない「陶芸の仕事場そのもの」の工房。
世間に紹介されているのも、まあ彼女の一面なのでしょうが、焼き物を作ってる彼女は、かなり男前な仕事っぷりなのです。

b0145114_22284422.jpg5年以上連載しているフードスタイリストの先生の企画。料理の撮影は、先生の事務所兼キッチンスタジオで行っています。毎回先生のアシスタントが手伝いをしますが、ここのアシスタントは皆可愛いのです。

こうやって振り返ってみると、今号の取材先には、かなりの確率できれいな女性がいますね。
いろいろな事情があって、毎号こういう訳にはいきませんが、個人的には出来るだけこういう企画を増やしていこうと思うのでした。
by nodatohboh | 2010-04-07 21:52 | 編集の仕事

陶ISM

b0145114_13573540.jpg先週の連休、益子で開催された陶ISMに参加してきました。30代前後の陶芸家85名がそれぞれの作品を展示し、協賛ギャラリーなどの関係者に見ていただくイベントです。一般の方も入場でき、作品の即売も行われました。今後の活動につながるきっかけ作りがイベントの目的です。
私は、陶芸家としてではなく「編集デザイン工房」として協賛させていただきました。取材などに必要な人脈作りとDMなどの制作営業が主な目的ですが、一世代下の陶芸家達がどんな想いでどんな作品を作っているのかにも興味がありました。
余興としてポートレイト(肖像写真)の撮影サービスを行い、30名ほどの陶芸家に参加していただきました。

イベント自体は成功だったと思います。
陶芸家達の自主運営でしたが、滞り無く進行し、大きなトラブルもなかったようです。
幸い天気にも恵まれ来場者も多く、盛況でした。
スタッフの方々のもてなしもよく、大変気持ちの良いイベントでした。

今後、このイベントの成果がどういう形で見られるのか、楽しみです。
by nodatohboh | 2010-03-28 14:17 | 編集の仕事

二子玉で単行本の打ち合わせ

金曜日の夜、世田谷区の二子玉川駅近くのお店で単行本の打ち合わせを行いました。
著者の陶芸家の先生とそのアシスタント、制作側から企画・ライターの女性と撮影・デザインの私が参加しました。この企画、まだ出版社の最終許可が下りていなくて、やや見切り発車気味で進行しています。しかし、このペースで進行していかないと出版予定期日に間に合わないのも事実で、なんだか世の中の矛盾を感じてしまいます。
一応、領収書はもらっておいてくださいということだったので、ちゃっかりと出版社の名前でもらっておきました。

事務所のある祖師谷から二子玉川は、公共交通機関を使うと遠回りをしたりして時間がかかってしまうので、自転車で行きました。片道約30分、途中結構きつい坂もあります。無事完走しましたが、もちろんおしりの筋肉は痛くなりました。
高校生の頃、予備校に行くため、自転車で片道1時間の道のりを毎日通っていたのをふと思い出しました。
by nodatohboh | 2010-03-20 12:13 | 編集の仕事

センテンモン

センテンモンという陶芸のサイトがあります。
今の陶芸をきちんと伝えてくれる貴重なサイトです。
特に陶芸作家や学芸員へのインタビューは、内容が充実していて読み応えがあります。
同業の私は編集部の仕事がわかるだけに、その熱意に脱帽しています。
このセンテンモンが、そうそうたる面々へツボを突いたインタビューができるのには訳があります。
代表の森下泰文さんが陶芸界の老舗雑誌「炎芸術」の元編集長で、長年陶芸界に携わってきた方だからなのです。

特に印象的だったのが、宮脇昭彦先生へのインタビューです。
その中で語られている工芸論にまつわることはずっしりと心に響きます。
先生とは何度かお会いしたことがあって、民芸運動のことやクラフトという概念のお話も聞いたことがあったのですが、あらためてインタビューを読んで、その時代の背景などがよくわかりました。

「工芸」ということばの解釈は人それぞれでよいと思います。
ですが、陶芸家がぶれずに長年にわたって仕事をするためには、自分の工芸論を確立していく必要があると思います。
そのための知識として、先人達のたどった足跡を紐解くことも大切なのだなとあらためて思いました。
by nodatohboh | 2010-02-02 11:49 | 編集の仕事

打ち合わせ

午後から、渋谷へ打ち合わせに出かけました。
今日初めてお会いする打ち合わせの相手は、私と同じ歳。大学では彫刻を勉強し、メーカーや彫像制作の会社に勤めた後、今はデザイナーとしてデザイン事務所を経営されています。その傍ら、仏像に関する本を執筆するなど、いろいろな分野で活躍されている方です。専門の分野は異なりますが何となく私と経歴が似ています。
陶芸に関する書籍の企画を持っていらっしゃって、それに関するご相談でした。いろいろな話に脱線しながら、ずいぶんと長い時間お話をさせていただきました。

仕事柄、いろいろな方とお話しをする機会がありますが、何となく話しやすい方とそうでない方がいるものです。興味のある事柄が似ているとか、世の中の見方が似ているとか、価値観が近いとか、そういったことが話しやすさにつながっているようです。
残念ながら、凄く尊敬しているとか好意を持っているとかと話しやすさとは、必ずしも一致しないものです。

b0145114_120595.jpg超雑学 読んだら話したくなる
仏像の魅力
谷敏朗・金子 鎌士 著
日本実業出版社
ISBN-10: 4534046596
ISBN-13: 978-4534046598
by nodatohboh | 2010-01-30 01:43 | 編集の仕事

仕事が少ない日、多い日

先週末、季刊「陶工房」の初稿が出版社から一気に送られてきたので、日曜日までにその校正を済ませました。同時期に、クライアントにお願いしていたDM二種類と飲食店のパンフレットの校正が戻ってきたので、少しだけ修正をして印刷屋さんに入稿。途中だったものがパタパタっと片付いてくれました。
お陰で今週の月曜日は、久しぶりに急ぎの仕事がない日になってしまいました。なぜ、「なってしまった」という表現になるのかというと、ちょっと仕事に追われていないと不安になる悪い癖があるからです。何か大切なことを忘れていやしないか?と心配になるのと同時に、ついに長年後回しにしておいた懸案事項に手を付けなければならいのか、という絶望感が襲ってくるからなのです。

本日火曜日は、そんな事を考える間もないほど一日中電話をしたりメールをしたりで終わりました。
雑誌の企画のための調べごとをしたり、あちこちにアポイントを取っていたこともあるのですが、昨年からアプローチしていた新規の仕事がとれて、それが急激に動き出したことも重なりました。この新規の仕事は、私個人では対応しきれないので祖師谷陶房の親会社と組んで取り組みます。いろいろと大変そうですが、やりがいのある仕事です。

b0145114_2305684.jpg写真は、先週末に入稿したDMのひとつ。

三磁展 ー春のひとときー
有光志津枝 内山みどり 泉さやか
会期:2010年3月13日(土)~21日(日)
時間:午前11時~午後7時
   (最終日は5時にて閉廊)
会場:工芸いま
   東京都中央区銀座7-17-5
   03-3542-5707
by nodatohboh | 2010-01-26 23:04 | 編集の仕事

頼れる後輩夫婦

b0145114_17595388.jpg後輩の佐藤典克君は、奥さん(泉さやか)も陶芸家です。神奈川県相模原市で作陶&陶芸教室をしています。
以前から親しい佐藤君には、雑誌の仕事で困ったときにいろいろとお願いをしています。やさしいやさしい佐藤君は、先輩の無理難題に文句一つ言わずいつも快く引き受けてくれます。次号の季刊「陶工房」でも協力してもらいました。
しかも、作品展のDM制作まで依頼してくれます。(現在奥さんのグループ展のDM制作中)
あーなんてすばらしい後輩なんだろー。
ほんとにほんとに、ありがとー。

佐藤典克
泉さやか
陶芸教室レア
by nodatohboh | 2010-01-19 18:02 | 編集の仕事

入稿を済ませて一息

b0145114_1452880.jpg土曜日にようやく季刊誌の入稿をすべて終えました。
今号は、いろいろな形で5企画に関わっているのですが、仕事量は企画によってずいぶんと差があります。すべてをひとりでこなすものもあれば、著者の原稿を校正するだけのものもあります。
写真は一番長く続けている連載「フードスタイリスト田島富佐江のこんな器が欲しかった」のスタイリング風景です。今回は、田島先生が開いているフードスタイリスト養成講座の生徒さん2名が勉強をかねてアシスタントについてくれました。
アシスタントはランチョンマットの両脇についた紐をキレイにならし、酒命の田島先生は酒の瓶に磨きを掛けております。
Team-F1
by nodatohboh | 2010-01-17 14:43 | 編集の仕事