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近所の先輩

偶然だが、陶房の近所に大学の先輩が住んでいる。先輩と私は10年以上離れているが、狭い業界なので何かと会う機会も多く、陶房が出来る前から親しくさせてもらっていた。
このあたりで育った先輩からしてみれば、「突然近所に陶芸教室が出来てたと思ったら、そこに後輩がいるじゃん」ってことになるのだろう。

近所の先輩_b0145114_19533217.jpg根っから明るい性格の先輩は、後輩の面倒見も良く、諸先輩方と一緒に後輩達を良く呑みに連れて行って下さっているらしい。私は、お酒方面での付き合いは無いが、ときどきDMを頼まれる。今日の夕方も、作品を持って来て、そのまま撮影に立ち会ってくれた。

陶磁器の展覧会のDMというのは、意外とバリエーションがない。特に、伝統的な仕事をしている作品は、崩し方が難しく、結局正攻法でまとめてしまうことが多い。
先輩は、長年陶芸家をやっているせいか、どうやらそういうのに飽きてきたらしく、ちょっと大胆な構図を提案してきた。ちょっとそれはどうなのかしらん?と思ったので、微妙に拒否する姿勢を見せてみたが、どうやら意志が硬そうなので、とりあえず言われたとおりにやってみる素直な後輩なのであった。
by nodatohboh | 2008-07-15 20:05 | カメラの仕事
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